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【ヘッドホンアンプ】 上海問屋DN-11221を購入しました。 【レビュー】 

上海問屋(ドスパラ)のDAC内蔵ヘッドホンアンプDN-11221を購入しました。
実家PCのヘッドホン端子が音出なくなったので代替案としてです。

DN-11221本体

安い物にしようと思ってましたが、店員一押しということもあり背中を蹴り押される感じで購入。
舐めてかかっていましたが、思ったより良かったので記事にしました。



■外観&付属品

DN-11221外箱
パッケージは白無地の段ボール。味気ない......別に良いんです。中身さえ良ければ。


DN-11221付属品
付属品はACアダプター(12V/1A)、miniUSBケーブル、RCAケーブル、ドライバーCD、マニュアル
RCAケーブルは金メッキプラグ。この価格でもちゃんとつけるのね。
ボリュームノブはプラスチックの素材感まるだしで安っぽいです。


DN-11221正面
正面インターフェース。
左から順に出力切替(ヘッドホン/ラインアウト)、入力切替(USB/ラインイン)、ラインイン端子、ヘッドホン出力(3.5mm)、ヘッドホン出力(6.3mm)です。


DN-11221背面
背面インターフェース。
左から順にDC電源ソケット、mini USB端子、オプティカル出力(光角形コネクタ/TOSLINK)、同軸デジタル出力(Coaxial端子)、RCAラインアウト端子です。


DN-11221インジケータ
インジケーターパネルです。
一番左が電源ランプ。USB接続時は緑点灯。それ以外は赤色に点灯しています。
2番目が左右アナログ出力のインジケータ(再生時に赤/青に点滅します)
3番目以降は入力サンプリングレートです。


DN-11221ドライバCD
ドライバは8cmCDに入っていました。今時珍しい。



■スペック

・USB Audio Controller:C-Media Electronics CM6631A
・DAC:Wolfson WM8740
・USB Audio Device Class 2.0
・アシンクロナス転送(非同期転送モード)
・ASIO/WASAPI排他モードサポート
・Dolby、DTSパススルー
・サンプリングレート:44.1/48.0/88.2/96.0/176.4/192.0 kHz
・ビット深度:16bit、24bit
・ヘッドホン出力:6.3mmジャック利用で~190mW(32Ω)、MAX210mW(16Ω)
・対応インピーダンス:3.5mmジャック16~100Ω、6.3mmジャック100~600Ω
・SNR:108dB、最大110dB(待機時)
・THD+N:0.00003%(MAX)
・OPAMP駆動電圧:最大12V(二重供給で最大24V)
・電源:USB Bus-Powered or 12V DC
・デポップ(ミュート)回路付き
・入力端子:mini USB
・出力端子:6.3mm/3.5mmヘッドホンジャック/オプティカル/Coaxial/RCA


英語のマニュアルに型番「UAU07A」と記載有り。
SYBASONIC(香港の企業らしい)のOEM製品ですね。

UAU07A製品ページ
http://www.sybasonic.com/index.php?m=en&a=productview&id=144
データーシート(PDF)
http://www.sybasonic.com/uploads/files/20140506/5368981ddbb0b.pdf
マニュアル
http://www.sybasonic.com/uploads/files/20140506/5368b5b9141fa.rar
ドライバー
http://www.sybasonic.com/uploads/files/20140506/5368b1da28f04.rar

試しにUAU07Aのドライバをダウンロードして入れてみましたが問題なく動作しました。
CMediaのドライバをそのまま流用しているようです。



■内部基板をのぞいてみる。

DN-11221基板
CM6631AとWM8740が本当に載っているか気になったので分解しました。
底面板(金属製)の4カ所、基板角4カ所のネジを外せば基板を拝めます。

水晶発振器が3個載ってます。そのうち45.1584MHz/49.152MHz発振器はそれぞれ44.1kHz系/48kHz系レート用に独立させて使っているとのこと。考えていたより普通でした。もっと簡素な基板だと思っていたよ。


DN-11221 CM6631AとMPF
光の加減で読みにくいですが、正方形の石がCM6631Aでその右にあるのがSST 39VF010です。

・C-Media CM6631A
http://www.cmedia.com.tw/ProductsDetail/page-p/C1Serno-25/C2Serno-27/PSerno-43.html
USBが192 kHz/32bit、 S/PDIFが192KHz/24bit対応の高性能オーディオレシーバです。
I2S出力でDACのWM8740に信号を流しています。個人で買うとちょっと高いらしい。

・SST 39VF010(1Mbit Multi-Purpose Flash)はCM6631Aと繋がっている。ファームウェアの格納用かな。
http://www.mouser.com/ds/2/268/40782-287613.pdf


WM8740SEDS
・Wolfson WM8740SEDS
http://www.wolfsonmicro.com/media/76425/WM8740.pdf
良かった。ちゃんとWM8740載っていた。
192 kHz/24bit対応の高パフォーマンスDACです。USBレシーバのCM6631Aは32bitまで対応しているのですが、WM8740は24bitまでしか対応していないので本機は実質24bit相当となります。


JRC NJM4580
他にオペアンプが4基。NS LM358 x 1(右上。LEDのドライブ用か?)、新日本無線 NJM4580 x3(うち1つはLINE OUT用、あと2つはヘッドホン用かな?)

・DC/DCコンバータはLSC LSP5503(写真取り忘れ)
http://www.kinbond.com/products/big/LSP5503.pdf



■試聴してみる

ヘッドホンにBeyer T90、Fidelio X1、プレーヤにAIMP3を使って試聴しました。
96 kHz/24bit音源をWASAPI Exclusive (Push)モードで再生しています。
デバイスのプロパティは当然排他モードです。

信号が未入力の場合、S/N比が最大となります。無音時のノイズはまずありません。再生中も気になるようなノイズは無く優秀です。C-Mediaと言えば廉価USBオーディオの代名詞で音質はいまいちなイメージがあったのですが、こういったものも出しているんですね。CM6631Aは評判もかなり上々のようです。

単体で聴くとフラット気味の癖が少ない音だと思います。少し中域が厚めでボーカルが聴きやすい。これといって癖もなく真っ当な音です。HP-A3と比べると高域の抜け方がやや薄いかな。解像感はすっきりとしたHP-A3と比べるとわずかに甘く、特に音の広がりは控えめでセパレーションの良さもHP-A3に軍配が上がります。残響の成分をあまり出していない印象を受けました。

T90でHP-A3を聴くと、音の立ち上がりの際に高域の鋭さを感じていましたが、DN-11221はそういったことがありません。音の角が極端に立っていないのでまろやかなサウンドです。低域は少し膨らみがあります。T90はこういった傾向のアンプと相性がいいのかもしれません。音の割に手頃だったこともあって中々好印象です。X1は元々が暖かい音質なので柔らかくなりすぎる傾向です。硬質なヘッドホンとの組み合わせが良さそう。

今回の試聴はACアダプターを利用した評価です。ACアダプターの有無で音量が変わってきます。USBバスパワーでも動作しますが、基本的にACアダプターを挿した方が音圧が出て押し出しが良くなります。HP-A3のボリュームが11時方向の時、DN-11221は12時方向で同等の音量になります。バスパワー動作の際は1~2時方向でようやく同等になりました。手持ちで最も音量を取りにくいDT880Eだと、静かな曲だとDN-11221のバスパワー駆動は辛いです。ACアダプター駆動でようやくと言った感じ。バスパワー駆動でも音量の取れるHP-A3はさすがですね。HD650がリファレンスらしいのでゲインを大きく取っているのでしょうか。まあ、HP-A3も最大音量だと歪む感じがしますけど。

ボリュームのギャングエラーはありません。ガリノイズも無く良品を引いたのかも。
それとも最近の中華アンプはこれぐらいが当たり前なのか?驚異的ですね。

オペアンプにWM8740採用と公式サイトに書いてありますが、内部基板を見る限り最終増幅段はNJM4580ではないかと思います。中音域が厚く広がりが控えめという特徴もNJM4580の評価と一致します。抜けの良さやクッキリハッキリとしたメリハリの良さを求めると肩すかしを食らうと思いますが、自分は結構良い感じに聞こえます。落ち着くというかホッとするというか。超高域や極低域は緩やかに途切れているのでその辺は値段なりです。でも値段を考えるとだいぶ健闘はしていると思いますよ!

HP-A3はこちらと比べると弱ドンシャリ傾向ですね。シャキッとした成分があるのでFidelio X1と相性はいいんですが、Beyerはどれもクールな印象でいまいち合わない気がしてきました。アナログっぽい音のアンプがいいのかなぁ。DigiFi No.10付録のOlasonicアンプも試しに聴いてみたところ、DN-11221よりも広がり感のある音です。ホワイトノイズの多さを除けば案外こっちの方が楽しいかも。DN-11221はまとまりが良いですね。色々試行錯誤するしか無さそうです。


■総評

192 kHz/32bitまで入力可能で、デジタル2系統、アナログ2系統の出力もありヘッドホン端子も3.5mmと6.3mmの両方を備えるのは便利。PC直差しで音量やノイズに不満がある人にお勧めです。手軽な価格でハイレゾまで入力したい人にも良さそうです。 DSDフォーマットは対応していませんけど、そもそもこの機種を選ぶ時点で求めて無いでしょう。

2日間ほど使っていますが安定性含めネガティブな部分は見受けられません。

ドスパラ店頭ならどこにでもありますし、楽天の上海問屋でも取扱いがあり入手も用意。
過度な期待をしなければ高パフォーマンスのPCオーディオらしい商品でした。
[ 2014/08/15 09:02 ] ヘッドホン・イヤホン | TB(0) | CM(9)

ボリュームはLine出力にも効きますか?

初めまして、突然の質問ですがお許しください。
この製品のボリュームはline出力の音量調整にも使えるのでしょうか?
教えていただけると大変ありがたいです。
よろしくお願いします。
[ 2016/03/03 18:09 ] [ 編集 ]

確かボリューム連動していたと思います。
[ 2016/03/03 18:38 ] [ 編集 ]

コメントをありがとうございます。
早速注文してみます。
[ 2016/03/04 12:40 ] [ 編集 ]

firmwareについて

firmwareを書き換えてしまい、元に戻したいんですが、firmware持っていたら、アップロードしてほしいです。
[ 2016/04/10 19:10 ] [ 編集 ]

ドライバーではなくファームウェアですか。あいにく私も持ち合わせておりません。
「CM6631A firmware」検索するといくつかそれらしき物がヒットしますので探してみてはいかがでしょうか?
[ 2016/04/11 16:47 ] [ 編集 ]

ありがとうございます。探してみます。
[ 2016/04/11 17:41 ] [ 編集 ]

初めまして、この製品に関して質問をさせていただきます。
mini USB端子の入力があり、オプティカル出力と同軸デジタル出力端子あるという事は、24bit/192kHzまで対応できる USB - SPDIFコンバーター として使えるという事でしょうか?
御返答したいただけたら幸いです・
[ 2017/10/14 09:50 ] [ 編集 ]

こんにちは。
96kHz/24bitまではS/PDIF出力確認していますが、192kHz/24bitは当時環境が無かったので確認できていません。
しかし、ICの仕様上は対応しているはずです。
[ 2017/10/14 15:18 ] [ 編集 ]

ありがとうございました。参考になりました。
[ 2017/10/15 11:54 ] [ 編集 ]

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