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【ヘッドホン】 Fidelio X2を購入しました。 【レビュー】 

Fidelio X2

イタリアAmazon.itよりPhilips Fidelio X2を購入しました。

輸送業者はi-Parcelでしたが珍しく通関がスムーズで1週間ほどで到着。
トラッキング見るとイタリア→フランス→ベルギー→イギリス→日本と渡ってきたらしい。

到着して間もないので詳しい比較は後ほど。
先に開封した写真を掲載しておきます。




□ Fidelio X2 外観

Fidelio X2 外箱
海をはるばる越えてやってきたFidelio X2
外箱は指紋と埃にまみれていました。潰れていないだけマシだなぁ。


Fidelio X2 内箱
外箱を取るとまた箱。X1よりチープな箱になりました。


Fidelio X2 開封
開封するとX1の時と同じようにX2が納められていました。
湿気対策にシリカゲル入っています。
トレーの下には取説とコードが入っています。


Fidelio X2 付属品
付属品一式。
・3.5mmミニプラグケーブル3m(ケブラー繊維外皮)
・6.3mm標準ステレオプラグ変換アダプター
・ケーブルクリップ
・取扱説明書

X1は付属ケーブルが標準プラグ仕様でした。
ミニプラグに変更したのはポータブル機器に挿しやすいように配慮したのでしょう。
線材も変えたらしく抵抗値が大幅に減りました(実測で片側0.6Ω、往復1.2Ω)


Fidelio X2 付属ケーブル
X1の時からこのケーブルクリップの利用法が思いつきません。
いいアイディアあったらご教示くださいませ。


Fidelio X2 標準プラグアダプター
Foxtex HP-A3のイヤホン端子は標準ジャックなので、X2で聞く場合は変換アダプターを
取り付けて使用します。


左Fidelio X2 右Fidelio X1
Fidelio X1と並べてみました。左がX2、右がX1です。
X2のヘッドバンドが大きくなっていますね。


左X2 右X1 ハウジング
見た目はX1が好みです。X2は地味な子になっちゃったな。
落ち着いた雰囲気なのでX1より好きという人もいそうですね。


Fidelio X2 イヤーパッド
X2からイヤーパッドが取り外し可能になりました!
ひねらず真っ直ぐ引き抜くようにして取り外します。
他社パッドと大きく異なり左右別になっており、取り付け位置も指定されています。
イヤーパッドもひっくるめて楽器のようにチューニングしているとインタビューにも
書いてあったのでこだわりがあるのでしょう。


Fidelio X2 バッフル
イヤーパッドを外したバッフル部です。ドライバーは15度傾きをつけて配置されています。
「耳に自然にフィットし、内部の反響音を最小限に抑えながら高精度なサウンドを実現します。」とのこと。


Fidelio X2 ドライバー
X2の進化した箇所にドライバーの改良が挙げられます。
Fidelio S2で採用されたLMC振動板(Layered Motion Control Driver)と呼ばれる技術を取り入れました。
中央に赤く見えるのが制振ゲル(damping gel)で、前後の振動板に挟まれた多層構造となっています。

Philips-Fidelio-X2-drivers.jpg

Layered Motion Control (LMC) drivers feature a multi-layered polymer diaphragm that encases a layer of damping gel. These layers form a flexible boundary and – together with the gel – absorbs and dampens any exaggerated frequencies, resulting in a smooth and flatter frequency response. The result is a more balanced, natural and refined range of high frequency sounds.

LMCレイヤードモーションコントロールを搭載した高性能50mmネオジウムスピーカーが、豊かな低音と自然な中音を再現し、クリアな高音を引き立てながら、洗練された奥行きのある自然なサウンドを実現します。


ゲル層が誇張されたエネルギーを減衰させる事で、滑らかでフラットな周波数応答になり、
その結果、よりバランスの取れた自然で洗練された高音域になる。  らしい。実際聞いてみないとね。




□ Fidelio X1と何が変わった?

・イヤーパッドが交換可能になった。
・ヘッドバンド大型化(頭頂部の負担減)
・側圧がわずかに強くなった。
・カラー変更(シルバー → ブラックへ)
・付属ケーブルが標準からミニプラグ化。
・付属ケーブルが低抵抗な物になった。
・音色の傾向が少し変わった。




□ Fidelio X2をHP-A3で視聴してみる。

いつも通り聞き慣れたHP-A3と繋いで視聴してみました。
Fidelio X1との比較となります。予想していたよりも音色が異なっているように感じました。


■ 頭頂部の負担が大幅に軽減されました。
ヘッドバンドの大型化したことにより頭頂部への負担が大幅に減りました。
X1も使用していくうちにメッシュハンモックが緩くなって丁度良くなってきましたが
X2は最初から適度な圧力になりました。

■ 側圧が少し強いです。
まだ慣れていないのか側圧はX1より強く感じます。
そのうち一定ラインに落ち着くでしょうから心配していません。
10日間使ってまだX1より強めですが側圧が和らいできました。

■ 音がやや硬くなりました。
バーンインもそこそこに聞いてみました。はっきりと異なっているのが高域の出し方です。
X1の時よりも高域側が伸びているように感じられました。キラキラしています。
ただT90にも似た硬質な響きでもあり、現時点では少し騒がしい印象です。
バーンインが進めば変化してくるでしょうか?

T90と比べてなぜかサ行が刺さりやすい気がします。T90は誰が聞いても高域が多いのですが、
サ行は痛く感じるギリギリまで攻めて、X2は中立でありながらたまにラインを超える感じ。
X1と比べたら少し高域多めで音色が結構違って聞こえます。

■ 音場に広がりが出てきました。
高域側の伸びや抜けが良くなったことで広がりが出てきました。
定位感もX1と同じく優秀ですね。ダイナミックレンジの広がりはX2がやや優勢かな?

■ 低域の量感が少し減りました。
量感の変化はわずかに減った程度で、他機種と比べたら多い部類です。
低音多めの音源を鳴らせば開放型と思えないほど鳴ってくれます。
重低音側の減衰が増えたのか、沈み混みが浅くなった気もしますが
音源によって印象が変わりますね。低音域の輪郭がさらに分かりやすくなりました。
元々低音が多ければずっしり重く、少なければ割とあっさり鳴ります。
よりフラットに近づいたということかもしれません。

低域を10段階で表すとすればX1が9段目、X2が8段目。
重低音の響きはほんの少しX2がスッキリしている位でほぼ同じ。
豊かな響きを生み出す帯域をよりニュートラルに近づけた感じを受けました。

■ 中高域の一部に凹みがある?
一番気になった点がボーカルが浮ついて聞こえる場合がある事です。
中高域の分離はX1より良くなっていると思うのですが、たまに違和感があります。

X1の時はボーカルが音楽に上手く混ざって滑らかに再生されていたのですが、
X2はたまにボーカルだけ中央にぽっかりと浮いていて、高域と低域は別のところから
鳴っているように感じます。ボーカルの芯となる領域は変わっていないのですが、
抜けに相当する部分がピンポイントに抑えられているような感じでしょうか。
曲調やミックスにも影響されると思いますが、X1よりもボーカルが遠めに感じる事も。

バーンインが進んだのかボーカルが遠く感じたのは勘違いだったようです。
それよりも高域の量が時間経過でさらに増えたように感じます。

■ 他に気になったこと
残響感が抑えられ全体的にスッキリしたためか、音に包まれる感じが弱くなったように感じます。
解像感はわずかに良くなったようですが、高域が目立つようになって解像感が上がったように
感じているだけかもしれません。キラキラ感が増えてトーンがちょっと暗く明るくなった感じ。

パッド交換可になったことやヘッドバンドの改良など、製品としての完成度は格段に良くなっていますが
肝心の音がまだしっくりきません。バーンイン数百時間のX1と比べること自体がアレかもしれませんが、
音質は互角か、わずかに劣るように思います。


解像感はX2>X1だと感じるようになりました。
ただ大幅に良くなったというより、中域の分離が良くなった事に起因しているように思います。

音色の傾向が結構変わってしまったので、そこを気に入るかどうか。
X1がドンピシャで気に入っている人は必ず視聴することをお勧めします。

もしかするとバーンインが進めばX2が好ましい音質に変化するかも?
HD650のように時間経過で音の変化が大きいヘッドホンもあったので
しばらく様子を見て変化が現れれば追って記載しようと思います。



□ 2015/02/25 追記

・一部誤字訂正しました。

X2は音色の方向性が変わってしまったので別物だと思ったほうがいいです。
X1は密度のある低域と滑らかな高域で、心地よさを優先した音質。
X2は中高域の解像感と豊かな低音の両立を目指したように感じました。

ちなみに私はX1の心地よい柔らかな音色が好みです。
X2は性能はいいんですが少し硬めの質感のためか、ボーカル物がやや擦れて聞こえるのが気になります。

Amazon.comやAmazon.itのレビューと自分の感想がここまで食い違うのも気になります。
もしかするとHP-A3の特性によるものかもしれません。
実家のパソコンで使っているDN-11221を持ってきてそのうち比べてみようかな。


□ 2015/03/01 追記

DN-11221に繋いでも音の傾向はそれほど変化は見られませんでした。
HP-A3に戻すと言葉にしにくいのですが、いい音に感じます。
今のところHP-A3で再生する方が自分の環境では最良のようです。

X2はX1より硬い音なんですが、T90やDT990のように金属質でないので冷たい感じがしないですね。
ストレートに迫ってくる感触がします。個人的には少々高域が過剰気味かな。
バーンインが進み落ち着けばいいのですが。
X1はドライバーから発した音がハウジング全体を満たしながら包み込むような雰囲気で
優しい音です。X2から切り替えるとホッとします。

低域の再現力はX1を超えたと思いました。
ローカットフィルターが浅く100Hz未満を多く含んだ音源を聞くと、空気の振動する様子まできちんと再生していることが分かりました。X1の低域はふわっとした柔らかさと濃密さで、頭部を取り囲むような独特の鳴り方をしますが、X2ではふわふわした鳴りを控えめにしてより極低域側が鳴るようになっています。そのため、音源次第ではX1よりもX2の方が重低音が多く感じるものも出てきました。
量感は減った分、引き締まったお陰で質が良くなりましたね。以前より癖が少なくなりました。
硬めの高域はまだ不満ですが、低域の鳴り方はとても気に入りました。
[ 2015/02/14 09:00 ] ヘッドホン・イヤホン | TB(0) | CM(0)

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