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【ヘッドホン】 Fidelio X2を手放して、X1に戻りました。 

かれこれ3ヶ月近くFidelio X2を使用してきましたが、音色が好みと違ったので手放しました。
X1の後継としてX2には期待していたのですが、性能はともかく好きになれない音でした。


低域の表現は大変素晴らしく、私の知っている限りではトップクラスの音質なのですが
中高域が浮ついているように聞こえて段々と好みからずれてきました。
ヘッドホンアンプのHP-A3とマッチングが悪いのかもしれません。
beyerdynamic T90も同じように高域が強く感じられるようになって手放してしまいました。

どうやら自分は高域にメリハリが効いている音が苦手だということがはっきりと分かりました。
シャリ感のあるDT990Eは気に入っているので納得できていませんけど。


現時点で手元に残っている開放型ヘッドホンはFidelio X1、HD650、DT990 edition 2005の3本です。
普段はX1で聞いていますが、ゲームや動画鑑賞は軽量なHD650を主に使っています。

X1は全体的に高解像で濃厚、HD650はあっさりしているのに密度感のある鳴り方で
どちらも定位感に優れたヘッドホンです。
DT990Eはライブ音源等、臨場感を生かしたいときに大変重宝します。
X1一本だけで済ませたいのですが、DT990EとHD650の音も捨てがたく
気分に合わせて入れ替えて使っています。

密閉型はZ700DJを相変わらず愛用中。
打ち込み系はめっぽう強いです。もうコレじゃ無いと聞けないと思うほど。

構造は異なるのにZ700DJとX1は雰囲気が似ている気がします。
最新鋭のヘッドホンと比べると細かな音は強めの低音に混じってしまうのですが
どことなく懐かしい雰囲気のする柔らかい音色というのでしょうか。
音楽が主体で、細かなことは気にしないで没頭できる感じ。

迷走したヘッドホン選びもこれで終了かな。
[ 2015/05/16 00:43 ] ヘッドホン・イヤホン | TB(0) | CM(1)

【ヘッドホン】 HD650とFidelio X1とT90はどれも個性的。 

T90-HD650-X1

左からbeyerdynamic T90、Sennheiser HD650、Philips Fidelio X1
昨年購入したヘッドホンで、この3機種が特に印象に残っています。


■ Fidelio X1

視聴機に一目惚れして衝動的に購入。
深みのある柔らかい低域とクリアな中高域が特徴的です。
なかなか解像感も良くハイエンドにしては珍しい重厚なサウンドも魅力的。
特に定位感が素晴らしく他機種には得難いものがあります。

開放型と思えないほど厚みのある低域と、心地よい響き方も好印象。
バスドラムのずっしりした音圧まで振動として実感できるほどで、開放型でここまで
濃いのはそうありません。低音に定評のあるHD650でさえ薄っぺらく感じるほどです。

またT90やHD650、DT990Eで聞くに堪えないほど高音の刺激が強い音源であっても
X1だけはスムーズに再生してくれました。
音源を選ばない、大変オールマイティなヘッドホンです。

低反発フォームのパッドはクッション性に優れ長時間装着も苦にならない。
細部までこだわり抜かれた高級感のあるデザインで
「音はいいけど見た目がいまいち」な事も無く所有欲も満たしてくれます。


■ beyerdynamic T90

DT990 edition 2005を妙に気に入ってしまい、上位機種も欲しくなって購入。
鋭く硬質な音色で曖昧さのない明瞭な音質。
高解像度でありながら冷徹でもなく、ほのかに艶もある。

透き通った高域に紛れて目立たないが、実は低域の再生も上手い。
低域はほどよくしなやかでありながら、引き締まっている。ただ余韻をコントロールしすぎて
鳴らしづらいとも感じました。

明快でスカッと爽やかな鳴りっぷり。beyerらしい臨場感、生々しさも健在。
ビビッドに鳴り響くシンバルの韻は誰もが印象に残るはず。
無骨な見た目ながら装着感が割と良く、シンプルなアーチを描くヘッドバンドは
長時間装着でも苦になりません。

購入時はかなり高評価でしたが、HD650を購入したことで手放しました。
高域の表現が私の許容範囲を超えて突き抜けすぎているように感じたのが原因です。
特定の箇所を注目すれば最高級でしたが、全体のバランスが馴染めませんでした。
DT990Eさえあればリアル感の強いヘッドホンは足りています。


■ HD650
これぞ開放型ヘッドホンの王道。多くの意味でレファレンス機。

ヘッドホンスパイラルに陥った元凶そのもの。
10年前にこれに出会わなければ良かったのにと思わずにいられない。
後年になって時限爆弾のように炸裂し、結局購入してしまった。

今でこそミドル級の価格帯に収まっていますが、音質と扱いづらさは間違いなくハイエンド。
インピーダンスが300オームと非常に高い割りに、感度は悪くないのでiPod程度の出力で
あっても音量は取れますがモヤモヤ感が晴れず暗く沈んで聞こえがちです。
HP-A3で高域の再生はかなり良くなりますが、今度は低域の厚みが弱く感じます。

再生するアンプのグレードが上がるにつれて良く鳴ってくれます。
でもそれほどの高級機ならどのようなヘッドホンでも素晴らしく鳴りそうですが(笑)
貪欲なまでプレーヤーに性能を要求してきますので、マニア向けだと思いました。


HD650の良さはなんだろうかと考えてみると、まず装着感の良さが挙げられます。
軽量であること、そして頭頂部で左右に分かれたヘッドパッドのお陰で長時間の視聴に最適。
側圧は強めでしたが、数ヶ月かけて矯正したところ大変快適になりました。
手持ちの中で最も良好な装着感と言い切れます。

音質のレビューは各所でされている通り、低域よりのフラットな鳴り方。
高域から低域まで滑らかで、目立った凹凸もなくとにかくスムーズに再生します。
厚みやレンジの広さはX1、響きと開放感はDT990E、解像感はT90に譲りますが
低域~高域まで余すところ無く再生しているように感じられます。

音場が独特で、少しだけ前方から投射されているようです。
比較的耳横に近い部分で音が立ち上がり、外側へ広がりながら消失していきます。
この消失感とも呼べる部分がX1やDT990Eとも違った感触で面白い。
DT990Eは反響のある大ホールだとすれば、HD650は大きいスタジオっぽい雰囲気。
単純に広いだけでなく、音に密度があり包み込まれる感じが強い。
HD650の人気の秘訣はこの音場感に秘密がありそうです。

依然読んだオーディオ誌に「オーケストラに向いた音」と書いてありました。
試しにワルシャワフィルのライブ録音を聞いたのですが、どうしてか音が団子状に
まとまりすぎていて合わないように感じました。X1の方が真っ当に聞こえますし、
DT990Eは生々しい楽器の鳴りでホールに漂う空気感まで伝わってきます。
どちらかといえばスタジオ録音の方が向いているように感じました。

しかしながら、満遍なく音が散りばめられていながら、ボーカルが艶々しています。
微細な音ですら拾い上げて再生するので奇妙なくらい解像度も高く感じられます。
さらに高インピーダンスのためかバックグラウンドのノイズも目立たない。

「高音質」よりも「好音質」
音楽を「再生」より「演奏」と表現するとしっくりきます。

複雑な要素を纏め上げており、聴けば聴くほど高い完成度に驚くばかりです。
音を聞くというより音楽を文字通り「楽しむ」ためのヘッドホンでしょう。


T90-HD650

T90とHD650は共通する部分があります。
それは音場であったり、広がりや伸びといった部分であり、残響のコントロールが巧みだと思いました。
帯域のバランスはT90が高域よりで、HD650が低域よりですが根幹にあるのはフラットな中域。
波形の再現性も大事ですが、それ以上に音の広がり方を強く意識して設計された感じがしました。
またどちらも構成部品をモジュール化しており、修理や部品の調達がしやすく耐久性も高い。
道具としての完成度も優れています。ドイツのメーカーらしく質実剛健なイメージ。


HD650-X1

HD650とX1も共通するものがあります。
それは音楽を誰もが楽しく聞けるような違和感の少ない鳴り方だと思いました。
サ行の刺さり、高域のギラツキは一切無く、それでいて不足感も少ない。
特定の領域が多すぎということもなく、味付け程度でフラットな部類でしょうか。

X1はパワフルで深みのある音を、HD650はフラットながら中低域に厚みのある音です。
HD650は生演奏だと独特のベールに包まれた感触ながら広がり感が楽しく、
X1はそれに加えてEDMやポップス、打ち込み系にも相性良くオールマイティに楽しめます。

X1はやや低域が強調されているのでHD650の方が自然な低音ですが、グルーブ感や音圧も
体感できるX1の方がより楽しく、パワフルで好ましいサウンドです。

T90やDT990Eは生演奏だと臨場感が大変素晴らしいヘッドホンですが、高域を加えて
生々しさを演出しているため長時間聞いていると疲れやすいです。
特にミックスが悪いポップスだとザクザクした刺激で鼓膜が痛くなってきます。

X1とHD650は独特の周波数特性にはめ込んで鳴らすので、とても滑らかで
心地よく再生してくれるのです。
HD650の方が割りと強めに丸め込む傾向にあるので、録音次第ですが演奏者の熱気や
会場の雰囲気がやや削がれやすいように感じています。その代わりはじめて聞く音源でも
ゼンハイザーカラーに染め上げてくれるのである意味安定度抜群。
何を聞いても極端にバランスが崩れないのきわめて我の強いヘッドホンです。
その点X1は器用に整えてほんの少し「響き」をプラスしてあげるので、はっきりとした定位感
でありながら閉塞感も少なく、深い鳴り方で聞けば聞くほど惚れ惚れします。
いくつもヘッドホン買いましたがやっぱりX1が一番好きですね。
[ 2015/04/01 01:10 ] ヘッドホン・イヤホン | TB(0) | CM(0)

【ヘッドホン】 Fidelio X2を購入しました。 【レビュー】 

Fidelio X2

イタリアAmazon.itよりPhilips Fidelio X2を購入しました。

輸送業者はi-Parcelでしたが珍しく通関がスムーズで1週間ほどで到着。
トラッキング見るとイタリア→フランス→ベルギー→イギリス→日本と渡ってきたらしい。

到着して間もないので詳しい比較は後ほど。
先に開封した写真を掲載しておきます。




□ Fidelio X2 外観

Fidelio X2 外箱
海をはるばる越えてやってきたFidelio X2
外箱は指紋と埃にまみれていました。潰れていないだけマシだなぁ。


Fidelio X2 内箱
外箱を取るとまた箱。X1よりチープな箱になりました。


Fidelio X2 開封
開封するとX1の時と同じようにX2が納められていました。
湿気対策にシリカゲル入っています。
トレーの下には取説とコードが入っています。


Fidelio X2 付属品
付属品一式。
・3.5mmミニプラグケーブル3m(ケブラー繊維外皮)
・6.3mm標準ステレオプラグ変換アダプター
・ケーブルクリップ
・取扱説明書

X1は付属ケーブルが標準プラグ仕様でした。
ミニプラグに変更したのはポータブル機器に挿しやすいように配慮したのでしょう。
線材も変えたらしく抵抗値が大幅に減りました(実測で片側0.6Ω、往復1.2Ω)


Fidelio X2 付属ケーブル
X1の時からこのケーブルクリップの利用法が思いつきません。
いいアイディアあったらご教示くださいませ。


Fidelio X2 標準プラグアダプター
Foxtex HP-A3のイヤホン端子は標準ジャックなので、X2で聞く場合は変換アダプターを
取り付けて使用します。


左Fidelio X2 右Fidelio X1
Fidelio X1と並べてみました。左がX2、右がX1です。
X2のヘッドバンドが大きくなっていますね。


左X2 右X1 ハウジング
見た目はX1が好みです。X2は地味な子になっちゃったな。
落ち着いた雰囲気なのでX1より好きという人もいそうですね。


Fidelio X2 イヤーパッド
X2からイヤーパッドが取り外し可能になりました!
ひねらず真っ直ぐ引き抜くようにして取り外します。
他社パッドと大きく異なり左右別になっており、取り付け位置も指定されています。
イヤーパッドもひっくるめて楽器のようにチューニングしているとインタビューにも
書いてあったのでこだわりがあるのでしょう。


Fidelio X2 バッフル
イヤーパッドを外したバッフル部です。ドライバーは15度傾きをつけて配置されています。
「耳に自然にフィットし、内部の反響音を最小限に抑えながら高精度なサウンドを実現します。」とのこと。


Fidelio X2 ドライバー
X2の進化した箇所にドライバーの改良が挙げられます。
Fidelio S2で採用されたLMC振動板(Layered Motion Control Driver)と呼ばれる技術を取り入れました。
中央に赤く見えるのが制振ゲル(damping gel)で、前後の振動板に挟まれた多層構造となっています。

Philips-Fidelio-X2-drivers.jpg

Layered Motion Control (LMC) drivers feature a multi-layered polymer diaphragm that encases a layer of damping gel. These layers form a flexible boundary and – together with the gel – absorbs and dampens any exaggerated frequencies, resulting in a smooth and flatter frequency response. The result is a more balanced, natural and refined range of high frequency sounds.

LMCレイヤードモーションコントロールを搭載した高性能50mmネオジウムスピーカーが、豊かな低音と自然な中音を再現し、クリアな高音を引き立てながら、洗練された奥行きのある自然なサウンドを実現します。


ゲル層が誇張されたエネルギーを減衰させる事で、滑らかでフラットな周波数応答になり、
その結果、よりバランスの取れた自然で洗練された高音域になる。  らしい。実際聞いてみないとね。




□ Fidelio X1と何が変わった?

・イヤーパッドが交換可能になった。
・ヘッドバンド大型化(頭頂部の負担減)
・側圧がわずかに強くなった。
・カラー変更(シルバー → ブラックへ)
・付属ケーブルが標準からミニプラグ化。
・付属ケーブルが低抵抗な物になった。
・音色の傾向が少し変わった。




□ Fidelio X2をHP-A3で視聴してみる。

いつも通り聞き慣れたHP-A3と繋いで視聴してみました。
Fidelio X1との比較となります。予想していたよりも音色が異なっているように感じました。


■ 頭頂部の負担が大幅に軽減されました。
ヘッドバンドの大型化したことにより頭頂部への負担が大幅に減りました。
X1も使用していくうちにメッシュハンモックが緩くなって丁度良くなってきましたが
X2は最初から適度な圧力になりました。

■ 側圧が少し強いです。
まだ慣れていないのか側圧はX1より強く感じます。
そのうち一定ラインに落ち着くでしょうから心配していません。
10日間使ってまだX1より強めですが側圧が和らいできました。

■ 音がやや硬くなりました。
バーンインもそこそこに聞いてみました。はっきりと異なっているのが高域の出し方です。
X1の時よりも高域側が伸びているように感じられました。キラキラしています。
ただT90にも似た硬質な響きでもあり、現時点では少し騒がしい印象です。
バーンインが進めば変化してくるでしょうか?

T90と比べてなぜかサ行が刺さりやすい気がします。T90は誰が聞いても高域が多いのですが、
サ行は痛く感じるギリギリまで攻めて、X2は中立でありながらたまにラインを超える感じ。
X1と比べたら少し高域多めで音色が結構違って聞こえます。

■ 音場に広がりが出てきました。
高域側の伸びや抜けが良くなったことで広がりが出てきました。
定位感もX1と同じく優秀ですね。ダイナミックレンジの広がりはX2がやや優勢かな?

■ 低域の量感が少し減りました。
量感の変化はわずかに減った程度で、他機種と比べたら多い部類です。
低音多めの音源を鳴らせば開放型と思えないほど鳴ってくれます。
重低音側の減衰が増えたのか、沈み混みが浅くなった気もしますが
音源によって印象が変わりますね。低音域の輪郭がさらに分かりやすくなりました。
元々低音が多ければずっしり重く、少なければ割とあっさり鳴ります。
よりフラットに近づいたということかもしれません。

低域を10段階で表すとすればX1が9段目、X2が8段目。
重低音の響きはほんの少しX2がスッキリしている位でほぼ同じ。
豊かな響きを生み出す帯域をよりニュートラルに近づけた感じを受けました。

■ 中高域の一部に凹みがある?
一番気になった点がボーカルが浮ついて聞こえる場合がある事です。
中高域の分離はX1より良くなっていると思うのですが、たまに違和感があります。

X1の時はボーカルが音楽に上手く混ざって滑らかに再生されていたのですが、
X2はたまにボーカルだけ中央にぽっかりと浮いていて、高域と低域は別のところから
鳴っているように感じます。ボーカルの芯となる領域は変わっていないのですが、
抜けに相当する部分がピンポイントに抑えられているような感じでしょうか。
曲調やミックスにも影響されると思いますが、X1よりもボーカルが遠めに感じる事も。

バーンインが進んだのかボーカルが遠く感じたのは勘違いだったようです。
それよりも高域の量が時間経過でさらに増えたように感じます。

■ 他に気になったこと
残響感が抑えられ全体的にスッキリしたためか、音に包まれる感じが弱くなったように感じます。
解像感はわずかに良くなったようですが、高域が目立つようになって解像感が上がったように
感じているだけかもしれません。キラキラ感が増えてトーンがちょっと暗く明るくなった感じ。

パッド交換可になったことやヘッドバンドの改良など、製品としての完成度は格段に良くなっていますが
肝心の音がまだしっくりきません。バーンイン数百時間のX1と比べること自体がアレかもしれませんが、
音質は互角か、わずかに劣るように思います。


解像感はX2>X1だと感じるようになりました。
ただ大幅に良くなったというより、中域の分離が良くなった事に起因しているように思います。

音色の傾向が結構変わってしまったので、そこを気に入るかどうか。
X1がドンピシャで気に入っている人は必ず視聴することをお勧めします。

もしかするとバーンインが進めばX2が好ましい音質に変化するかも?
HD650のように時間経過で音の変化が大きいヘッドホンもあったので
しばらく様子を見て変化が現れれば追って記載しようと思います。



□ 2015/02/25 追記

・一部誤字訂正しました。

X2は音色の方向性が変わってしまったので別物だと思ったほうがいいです。
X1は密度のある低域と滑らかな高域で、心地よさを優先した音質。
X2は中高域の解像感と豊かな低音の両立を目指したように感じました。

ちなみに私はX1の心地よい柔らかな音色が好みです。
X2は性能はいいんですが少し硬めの質感のためか、ボーカル物がやや擦れて聞こえるのが気になります。

Amazon.comやAmazon.itのレビューと自分の感想がここまで食い違うのも気になります。
もしかするとHP-A3の特性によるものかもしれません。
実家のパソコンで使っているDN-11221を持ってきてそのうち比べてみようかな。


□ 2015/03/01 追記

DN-11221に繋いでも音の傾向はそれほど変化は見られませんでした。
HP-A3に戻すと言葉にしにくいのですが、いい音に感じます。
今のところHP-A3で再生する方が自分の環境では最良のようです。

X2はX1より硬い音なんですが、T90やDT990のように金属質でないので冷たい感じがしないですね。
ストレートに迫ってくる感触がします。個人的には少々高域が過剰気味かな。
バーンインが進み落ち着けばいいのですが。
X1はドライバーから発した音がハウジング全体を満たしながら包み込むような雰囲気で
優しい音です。X2から切り替えるとホッとします。

低域の再現力はX1を超えたと思いました。
ローカットフィルターが浅く100Hz未満を多く含んだ音源を聞くと、空気の振動する様子まできちんと再生していることが分かりました。X1の低域はふわっとした柔らかさと濃密さで、頭部を取り囲むような独特の鳴り方をしますが、X2ではふわふわした鳴りを控えめにしてより極低域側が鳴るようになっています。そのため、音源次第ではX1よりもX2の方が重低音が多く感じるものも出てきました。
量感は減った分、引き締まったお陰で質が良くなりましたね。以前より癖が少なくなりました。
硬めの高域はまだ不満ですが、低域の鳴り方はとても気に入りました。
[ 2015/02/14 09:00 ] ヘッドホン・イヤホン | TB(0) | CM(0)

【ヘッドホン】 Sennheiser HD650を購入しました。 【レビュー】 

HD650 外箱


昨年秋口にゼンハイザー HD650を購入しました。
いつもなら記事にしているところでしたが、何かと忙しく放置していました。

すでにFidelio X1やbeyerdynamic T90、DT990 edition 2005など所有しています。
今頃になって購入しなくても良いのではないかと悩みましたが、学生時代に憧れた機種で
思い入れ強かったこと。そして値上がり傾向にあり今購入しなければ今後手にすることは
一生無いだろうと思い購入に至りました。

当然ながら中古を買う気はさらさら無く、新品を購入。
これがある意味失敗で、しばらくの間悩みの種となってしまいました。




□ HD650の外観/付属品


HD650 ケース
ボール紙の外装を外すとシルバー色のケースが出てきます。
過去形とはいえゼンハイザーの旧フラッグシップ機。演出が豪華で良いですね。


HD650 ケース中身。
ケースを開けるとカッティングされたスポンジの上にHD650が収納されています。
運搬用には大きく不便ですが、保管用と思えばちょうど良いです。


HD650と付属品
付属品は変換ケーブルと保証書と取扱説明書が入っていました。
ゼンハイザーは偽物が横行しているようなので保証書は無くさないよう保管しておきます。


HD650 本体
学生の頃、一人で東京に上京したときオーディオショップに展示してあったHD650に衝撃を
受けてからもう何年経つんでしょうか。発売して間もなかった気がするので10年以上前かな。

実際に手にしてみるとなんと飾り気も色気も無い、無骨な外観。
どうして当時メーカー名すら知らない状態でこれを視聴しようと思ったのか。
プラスチックを多用していますが、意外と頑丈。
細かい部分まで考えられて設計されていることが伝わってきます。


HD650 背面メッシュ
ハウジングのメッシュと特徴的なバッフル。
内部にシルバーのフィルターと黒い吸音材、ドライバーが見てとれます。
外からドライバーまで確認できる機種はHD650が初めてだったりします。
(X1やT90はハウジングが透けないので中身が見えません)


HD650 アームバンド
ガンメタリックのヘッドバンドはテカテカ光沢を放っていました。こういう仕様だったっけ?
最後に視聴した時から結構経つので記憶が曖昧になっています。
ロゴが大きく印刷されています。こういうのも悪くないですね。


HD650 正面
ヘッドバンドのクッションは頭頂部を中心に左右へ分かれています。
隙間が生まれることで長時間視聴したときに負担にならないよう配慮している物と思われます。
実際ゲームで3時間ほど使いましたが不快感が一切無く快適そのもの。
本体重量260gらしいですが、数値以上に軽く感じます。


HD650 生産国
生産国はアイルランド。ドイツ本国はHD800など最上位機を製造しているそうです。
beyerdynamicは下位機種までドイツ製。うーむ。


HD650 イヤーパッド
イヤーパッドはベロア素材。スポンジは少し硬めです。
厚みがありますので、耳全体をすっぽり包んでくれます。
交換も可能ですがペア5000円弱します。ブランド価格だなぁ……

購入直後は側圧の強さとパッドの硬さで疲れやすかったのですが、100時間ぐらいで
馴染んで気にならなくなってきました。




□ 購入してしばらく音が悪かった

HD650のレビューが遅れに遅れた理由の一つが「開封直後の音が悪く感じた」事でした。
新品でしかも正規代理店を通して買っていますが、それでもなお偽物ではないかと疑ったほどです。
あまりに落胆してしまって、記事にする気も起きず、その日のうちに売却しようとまで思いました。

ショップで聞いたHD650は絹のような滑らかさと賞賛される高域と、ふくよかな低域で大変素晴らしく
思えたのですが、手元にあるHD650は高域はキンキンして硬く、低域が全体に被ってしまい
ボーカルに曇りをもたらしています。

解像度も正直T90に完敗で、Fidelio X1やDT990Eにも劣るように感じました。

音場の広さはDT990EどころかT90よりも狭く感じました。
低音が強いヘッドホンという評判のHD650ですが、X1はもとよりT90よりも低域側のレンジが狭く思えました。
Fidelio X1の濃密な低音を聞いた後ではなおさら薄く感じます。
中~重低音の量は全体を通して見ると確かに多いのですが、盛り上がる箇所が無くX1比でフラットです。
ダイナミックレンジは高域側に広く、極低音は思っていたより控えめで抑揚が薄く感じます。

高域が優しく暖かみのある音色だと感じていましたが、やや耳障りな印象を受けました。
低音も引っ込んでおり無機質なのではないかと思うほどです。
あまりに別物のような鳴り方をするのでHP-A3ではうまく鳴らせないのでは無いかと悲しくなりました。
この程度であればまだDT990Eの方が自然に鳴っている気がします。

自分が聞いたHD650とはいったい何だったのだろうか。
ショップのHD650とイメージがかけ離れていてありえないなと。

落胆が大きすぎて検証する気も起きず、音楽鑑賞はX1とDT990Eを交互に使うことにしました。
HD650は装着感だけは良かったのでテレビに繋ぎっぱなし。
大変高価なゲーム/マルチメディア用ヘッドホンになってしまいました。

そして1ヶ月経過し……




□ ある時を境にHD650の音質が豹変した

ある日のこと、いつも通りHD650を使っていると音が変わっているような気がしました。
そこでHP-A3に接続し直し、普段聞いている曲を鳴らしてみるとすごくいい感じです。
以前感じたネガティブな要素が一切消え失せ、滑らかに鳴ってくれるのです。

そして時間経過とともに音が鮮明になってきました。
Fidelio X1もバーンインに時間のかかるヘッドホンで安定するのにそこそこかかりましたが、
HD650はさらに変化が大きく最初の音から想像もつかないほど綺麗に鳴るようになりました。

保管状態や輸送中に湿気を帯びて正常に動作していなかったか、硬めのイヤーパッドが
変形してちょうど良い塩梅になったのか、理由は定かでありませんが確かに良くなっています。
バーンインがとても有効なヘッドホンだと分かりましたので、外出中はピンクノイズなどを
再生するようにして合計300時間以上鳴らし込みを行いました。

結局安定して聞けるようになるまで2ヶ月近くかかりました。
イヤーパッドの変形の影響が大きそうです。ピンクノイズを鳴らしていたときより
実際に装着して聞いている方が変化が大きかった気がします。




□ バーンインの進んだHD650の音質は?

こうして聞いていると、本来の性能を発揮したHD650の音は味わいがありますね。
2ヶ月経過した現在、視聴機で感じていた音質にかなり近づいたように思います。
記事に起こすまで時間がかかったのはこういった経緯があったからです。
中古市場に度々並ぶのは少なからず自分みたいに購入直後の音にがっかりした人がいたのでは無いかと思います。
HD650を評価するなら最低でも数十時間は音出ししてからの方が良いですね。

生々しさやリアル感はDT990Eが上です。高域の鮮烈さや抜けの良さはT90に分があります。
低域の深みや濃さ、定位の良さはFidelio X1が優れていると感じます。
その中でHD650は中立の帯域バランスを保ちながら、微細な音に対する反応が素晴らしく
音が消えていく瞬間まで見事に再生しきってくれます。余韻の伸びが非常に上手い。
ノイズを削り落としつつ良い部分だけを際立たせてくれるようです。
入力された波形をきちんと再現しつつ、聴覚に基づいたイコライジングを行っている感じでしょうか。

確かに巷で噂されるとおり低域よりのヘッドホンですが、高域もクリアに鳴ってくれるのです。
丸い音とも言われますが、それはバーンイン不足か再生機器に問題があるように思います。
T90と比べても解像感は決して劣る物ではありません。むしろリバーブなど空間系エフェクトを
しっかり捕らえて鳴らしてくれるので、下手するとHD650の方が上質に聞こえるほど。

リアルさという点で言えばbeyer機に一歩譲る印象が強いですね。
念入りに調整されたオーディオルームで聞いているようです。
ただT90では高域が強すぎて聞きにくい場面であってもHD650は上手く鳴らすので好みの範疇でしょう。
HD650は低域寄りのT90と言ってもあながち間違いでは無いと思います。

高域にしても低域にしても押し出し感が少なく、どちらかというとフラットな印象。
低域が重心となっていますが圧迫されるような強さが無く、かといって薄いわけでも無い。
手持ちのヘッドホン中ではマイルドな性格で割と何でも力まずに聞かせてくれます。

評価が二転三転したヘッドホンですが、最終的に購入して正解でした。
少なくともT90を手放すのに十分な理由の一つとなりました。

店頭で延々と視聴したこともあって、どのような音色なのか分かっていたつもりでしたが
実際に手にして聞いているとマニア向けというか癖のある機種です。
視聴せず評判だけで買うべきでは無いヘッドホンです。皆さんも良くご検討を。
[ 2015/02/09 10:34 ] ヘッドホン・イヤホン | TB(0) | CM(2)

【ヘッドホン】 DT990 edition 2005とDT880 edition 2005とT90の違いを確かめる 【分解】 

昨年、DT990 edition 2005、DT880 edition 2005、beyerdynamic T90を購入しました。
外見は共通するパーツが多く似通っています。

しかし音については質感は似ているものの音色は結構異なっています。
DT990EとDT880Eはドライバーが共通という話をどこかで見たのですが、別物に聞こえます。
中身がどうなっているか気になったのでイヤーパッド遊びのついでに分解してみました。



■ 外観の違い

DT990 edition 2005 ハウジング
DT990 edition 2005のハウジングは金属製。換気扇のような見た目です。
スリットの中は黒いフィルターが見えています。
他に無い独創的なデザインだと思います。

DT880 edition 2005 ハウジング
DT880 edition 2005のハウジングは金属製。パンチング加工されています。
外からは中身が見えません。
銘板が金属プレートになっています。もしかして音に影響を与えていたりする?

T90 ハウジング
beyerdynamic T90のハウジングは樹脂製のきめ細やかなメッシュです。
写真だと地味ですが、実物は一番質感が良いですね。

外側DT880E、内側DT990E
どういう理由なのかDT880EのヘッドバンドはT90やDT990Eよりわずかに短いです。
写真では上がDT880E、下がDT990Eになってます。
感覚的に10mmほどですが、全開に伸ばしてもギリギリ。個体差?




■ 分解の仕方
※簡単なので写真はありません。

1.イヤーパッドを外す。
2.リング状のドライバーストッパーを外す。
3.前面フィルターとドライバーが取り外せます。




■ メッシュフィルターの違い

DT990E イヤーパッド
DT990Eの前面にあるスポンジフィルターです。
ちなみにイヤーパッドはDT990/DT880は同一型番。毛足の長いベロア生地。
T90は毛足が短いマイクロファイバーです。

DT990E 薄いフィルター
DT990Eのフィルターは透けて見えるほど薄く、密度も低め。
音抜けが良さそうです。

DT880E 前面フィルター
DT880Eの前面フィルター。2枚貼り合わせてあります。
黒い面が耳側で布っぽい質感。灰色の面がドライバー側でDT990と同様のスポンジでした。

T90 前面フィルター
T90の前面フィルターはDT880Eと同等のようです。




■ ドライバーを見比べる (音響レジスタ側)

DT990E 音響レジスタ
DT990Eのドライバーユニットです。
音響レジスターは白い和紙のような素材で障子みたい。
中央部が特に薄く、青いダイアフラムが透けて見えています。

DT880E 音響レジスタ
DT880Eはこんな感じ。
音響レジスターはDT990Eと同じですが、フェルト状の厚いフィルターが貼り付けてあります。

DT880E 黒フェルトフィルター
横から見ると5mmほど盛り上がっていることが分かります。
DT990Eより低音が弱く感じたのはこのフィルターで抑制していたからでしょうか。

T90 音響レジスタ
T90の音響レジスターはDT990Eと似ています。見比べても違いが分かりませんでした。




■ ドライバーを見比べる (マグネット側)

DT990E ドライバー マグネット
DT990Eのドライバー本体です。別名レガシードライバーとも。
前にMDR-Z700DJのドライバーを見たことがあるのですが、それと比べて大変精密かつ複雑。
とても作り込まれている印象。

ドライバーハウジングのポートからちょっとだけダイアフラムが覗けます。
なんかダイアフラム凸凹しているように見える。

DT990E 磁石
T90には敵いませんが、それなりに強い磁力。
くっつけた状態で降ってもそう簡単に倒れません。

DT880E ドライバー マグネット
DT880Eのドライバー本体です。
こちらもDT990Eと似ていますが、さらに薄いメッシュフィルターが張ってあります。
どんな風に音に影響を与えているのだろうか。

T90 ドライバー マグネット
T90のドライバーです。中央のメタルと青い樹脂がいい感じ。
マグネット側はフィルターらしいものは無く、音の抜けが良さそう。

1テスラに及ぶ磁束密度が特徴でテスラドライバーとも呼ばれています。
音楽のボトムを支える重低音から透き通るような高音域まで優れた再生能力を提供とのこと。
初回生産分以降は一部を樹脂製に置き換えた新型ドライバーになったそうです。

T90 テスラドライバー
別角度からもう一枚。
樹脂パーツの穴もレガシードライバより多いです。
テスラドライバーの名の通り超強力で、クリップ程度ならハウジングの上からでも張り付いてしまいます。
カセットテープ近づけたら影響受けそうなほど。エアチェックしていた世代は要注意です(え、古い?)

T90 ダイアフラム
中央のベンチポートからはダイアフラムが確認できます。
ゴルフボールの表面みたいに凸凹している。
これがbeyerdynamicらしい高域表現に繋がっているのかも。
もっと中を見たいけど接着されていてこれ以上無理でした。




■ 吸音材にも違いが

DT990E 吸音材
DT990Eの吸音材です。ドーナッツ状で中央開口部から背圧を逃がしています。
DT880Eと見比べましたが同じ形状、材質で違いはなさそう。

T90 吸音材無し
T90のハウジングには吸音材がありません。中央とその周りに穴が開いているだけです。
DTシリーズとT90は高域の量に大きく差があると感じましたが、吸音材の有無で差をつけているのかな。
ということはDT880Eの吸音材剥がしたらT80……になったりして。

穴から見えているパンチングメタルもDT880Eと似ている気がする。
まさかこれも一緒?




■ まとめ

DT990EとDT880Eを分解して見てみると、確かにドライバー自体は共通でした。音質の傾向は、音響フィルターと吸音材、ハウジングで調整していることが分かりました。DT770は所有していませんが調べてみるとイヤーパッドが密閉型専用で、こちらもドライバーは共通らしいです。T90についてもドライバーこそは違いますが、DT880Eをベースにして音質調整したのだろうと想像がつきます。

DT880E → ベースとなったモデル。フラットなサウンド。
DT990E → DT880Eからフィルター2枚を省いて低域の制限を取り払った。
T90 → DT880Eからフィルターと吸音材を抜いてテスラドライバーに入れ替え。高域をさらに伸ばした。

ヘッドバンドやハウジングのデザインなど、完成された部分は共通化することでコストを抑えながら重要な音響部品に注力しているようです。ドイツのメーカーらしく合理的です。全てのパーツが簡単に取り外せるので、これなら断線しても修理は容易。アームも金属製で壊れる要素がほぼ無いので長く愛用できそうだと思いました。

単純な構造だからこそ、フィルターや吸音材で特性がガラッと変わってしまうんでしょうね。
こうして分解してみると、ヘッドホンは精密機器だと改めて実感します。





■ おまけ。音質の違いは?

□ DT990E
・下の2機種より妙に生々しく実在感が半端ない。
・弦楽器を爪弾く音がはっきりして実にリアル。
・シンバルやスネアが他の音より主張しているように聞こえる。
・DT880Eから高域と低域の制限を取り払ったかのような音。
・T90と比べても解像感は少し負けるが、高域の出方に関しては良い勝負。
・低域はやや柔らかく分厚い鳴り方。そして異様なくらい広がりを見せる。
・重低音はずっしり重く、かといって高域は明瞭でホールのような音場感。
・音源に対して忠実と言えないが、豪快な鳴りっぷりは聞いていて楽しい。
・生楽器を聞くと空気感の再現が素晴らしくヘッドホンで聴いている気がしない。
・例えるなら木製ラージスピーカーを非常に広い場所で鳴らしている感じ。
・ウッドベースは木材のしなやかさ、弦の震えまで手に取るように伝わってくる。
・ボーカルは3機種の中で一番遠く聞こえる。オーケストラやインスト向け。JAZZもいい。
・高域は弱いシャリシャリ。か細いが量があるので人によっては刺激的に聞こえる。
・低音のキレは悪い。ボンボンなるわけじゃないが、切れ目が少なくハイテンポな曲だと繋がっているようにねっとり聞こえる。ただ、「そういうものだ」と思えばロックだろうが何だろうが楽しめる懐の広さがある。
・ライブ録音やJAZZの名盤など、生っぽさを感じたい時に自然と手が伸びて使っている。
・性能よりも音色や雰囲気の出し方が魅力的。
・Fidelio X1と同じくらいお気に入りです。


□ DT880E
・初めて買ったbeyerdynamicのヘッドホン。衝撃的な出会いだった。
・まとまりが良く上品。HD650などに似た特性の良い音だと思う。
・周波数帯域のバランスは一番良好だと感じた。
・高域が出ているというより低域が適切に抑えられた感じ。
・DT990Eと同じくシンバルやスネアが目立つ。少し金属的かもしれない。
・ほんのわずかにこもり感がある。聞いている内に気にならなくなる程度。
・ボーカルは近くて聞きやすい。これぐらいが適当だと思った。
・高域はDT990Eよりスッキリしているが、わずかにキンキンな硬さもある。
・低域はDT990EやT90より少ないが、出るべき時はきちんと鳴る。
・芯がある低音といった方がいいのかな。アンプのパワーが足りないのかもしれない。
・3機種の中でボリュームが低く聞こえる。どうやら鳴らしにくいらしい。
・潜在能力は間違いなく高いのだが、地味な音色で損している。
・フラットな特性が好みであればグッとくるものがあるはず。
・自分はDT990Eの方が好きだった。


□ T90
・高解像度でありながらキンキンしない。緻密に配置された音。まさに絶妙。
・全体的に高域寄り。引き締まった低音も含めてスカッとした爽快感がある。
・音の輪郭がはっきりしており、淀みのない透き通った音が特徴的。
・低域はDTシリーズ並に深いところまで鳴っている。タイトよりは柔らかく感じた。
・中低域が膨らまず一切ボワボワしない。
・DT880Eと似て低域の制動が効いている。T90の方が多めでよりオーディオ的。
・DT990Eと比べると低音が不自然に強調せず、張りがある。
・サ行の刺さりは一番優しいと思った。ざらつく付帯音が少ないからだろうか。
・高域の量は3機種の中で最多。最近ちょっと多すぎる気がしてきた。
・DTシリーズが雰囲気重視、T90はクッキリ鳴る特性重視かな。
・音場の広がり方はDT880Eに近いが、T90の方がより広く感じる。
・DT990Eは低域を重心にして音場が広い。T90は高域中心に広がっていく。
・同じ250Ωでありながら高能率。HP-A3で音量だけなら十分取れた。
・シンバルなどが目立つのは他と一緒。ただ恐ろしく鋭く細い。
・音の分離が優れている。とにかく正確に音を鳴らすヘッドホンだと思った。
・解像度の高さ故にビットレートの違いも分かる。嬉しいけど困った。
・どのジャンルも鮮明に鳴らす。しっとり鳴って欲しい曲は苦手かも。
・ミックスが「下手くそ」な曲は聴くこと自体が苦痛。容赦ない性質だと思う。
・解像感に惹かれて買ったが、DT990EやFidelio X1の音が好きだと気づいたので持て余し気味。
[ 2015/01/11 11:50 ] ヘッドホン・イヤホン | TB(0) | CM(0)







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